第七回「上阪徹のブックライター塾」が修了しました

しがない駆け出しライターだった私の世界を照らし、可能性を大きく広げてくれた1冊の本。それが、上阪徹さんの「職業、ブックライター。」でした。

著者の心に触れ、積み重ねてきたキャリアに触れ、人生に触れることができる仕事。その人が伝えたいことを読み解き、咀嚼し、人に伝える仕事。

ブックライターという仕事はそんな誇りある仕事なのだと、本を読んで強く思いました。

初めて本を読んだときの、視界が鮮やかに開けていく感じ、この先にはちゃんと道があるのだという安心感、一流のライターというものを知ったことで問われる覚悟。

ライターという仕事の素晴らしさを改めて自分に教えてくれたのが、この本だったのです。

本を通じて上阪徹さんに出会って4年。ようやく今年、上阪さんご本人が主催する「ブックライター塾」に通うことができました。

塾はとてもとても刺激的で、喜怒哀楽の全ての感情を味わった3ヶ月でした。

課題の講評で厳しいアドバイスに落ち込み、言い訳しようとする自分にも腹が立ち、上には上の上があまりにも遠く思えて鬱々と過ごした前半。課題に追われて余計なことを考える暇がなくなると

ともに、楽しさを感じ始めた後半。毎回の講義は本質的で、学べることがひたすら嬉しく、ありがたかったです。

そして、最後には1万字の課題が出るのですが、なんと合格をいただくことができました! たいへん嬉しかったです。

塾で学べたことは溢れるほどありますが、改めて、ライターという仕事の素晴らしさを認識することができました。

「ライターは人々に勇気と夢を与えられる仕事なのです。」この言葉を胸に刻み、誇りを持ってこの仕事を続けていきます。

修了式にて。上阪さんと写真を撮っていただきました!